暇です。
実家で老後さながらのスローライフを送っています。
「食べてすぐ寝ると牛になるよ!」なんて言い伝えがありますが、食っちゃ寝の大学生より牛の方が運動量多いです。牛より荒んだ生活習慣。
さあ、純喫茶の沼にどっぷりハマった人間が貴重な読者を道連れにする時間だ!
一昨年の秋から開拓を始め、通算訪問数は重複なしで約55軒。気に入ったお店には何回も通ってるので、総計はおそらく100に近い。
我ながらヤバいな。今や立派な趣味です。
今日から1週間かけて、純喫茶をカテゴリ別に厳選して紹介します。上辺だけでも外出気分を味わっていただければ。
コーヒー編からどうぞ。
あ、紅茶苦手なのでおすすめの店はないです。
①珈琲専門店 エース(神田)
専門店の名にふさわしい圧倒的な選択肢!大好きなお店です。初見だと、マスターに好きな風味を伝えて豆を選んでもらうのはハードルが高いかも。ラインナップが豊富な店で迷ったらブレンドを頼みましょう。
エースのブレンドは酸味と苦味のバランスが丁度よく、名物のりトーストによく合う。サイフォンで一杯ずつ丁寧に淹れてくれます。
コーヒーゼリーが想像より大きくて驚いた。
②ラドリオ(神保町)
こちらは日本で初めてウィンナーコーヒーを提供したお店。普段コーヒー飲まない人も是非。安定。買いたての古本を片手にウィンナーコーヒーを嗜みましょう。
トマトの風味が後引くチキンカレーもオススメです。
③Paris COFFEE(渋谷)
若者の街にひっそり佇む純喫茶。
お客さんの大多数が頼むであろうウィンナーコーヒーは温冷問わず可憐なバラを咲かせてくれます。純喫茶界のSexy Zone。崩すのもったいない…
濃厚なクリームでも重くならないよう割と苦め。深煎りかな?
④平均律(学芸大学)
一風変わったウィンナーコーヒーが新感覚。まさかの三層式。一番下は砂糖だったはず。最終的には混ぜて飲みます。
通常のコーヒーメニューは、一人ひとりに合ったカップを選んで淹れてくれます。クロックムッシュも美味しかった。
⑤トリコロール 本店(東銀座)
カフェオレを注文すると目の前の頭上(?)で注いでくれるパフォーマンスが見どころ!右京さんスタイル。いつか行きたいけど、価格はかなり高め。タイミングを見計らってます。
⑥紅鹿舎(日比谷)
店名は「べにしか」と読みます。カプチーノを頼むとトリコロールのようにパフォーマンスが観れます。そのほか、「悪魔の炎」という妖しいメニューが。
参照→【日比谷】元祖ピザトースト『紅鹿舎』に行ったら“悪魔の炎”も飲まなきゃ! | favy[ファビー]
なんでもブルーマウンテンにレモンピールとブランデーを加えて魔法をかけるとかかけないとか。照明も暗くして、店内を巻き込むイリュージョンメニューらしいです。
一人で注文する勇気がないので誰か誘いますわ。
純喫茶の代名詞とも言うべきコーヒーは個性が際立ってめっちゃ楽しいです。
明日のクリームソーダ編でお会いしましょう。