youtu.be問:就活狂想曲をほぼオンラインで体現する21卒以降の悲哀を求めよ
こんなにも露骨にゴマ擦ったら落とされます。どうも、「半年に一度しか有益なブログを書かない」でおなじみの乱高下です。
晴れて内定をいただきました🎉🎉🎉
地方の民が都市部に進学し、卒業後に地元で就職することを「Uターン就職」、
都会の民が都市部で進学し、卒業後に地方で就職することを「Iターン就職」、
地方の民が都市部に進学し、卒業後に隣県で就職することを「Jターン就職」と呼びます。
ちとややこしいですが、要するに移住を伴う就職スタイルを「○ターン就職」と定義します。やっぱ少数派なのかなぁ~
Uターン・Iターン・Jターンとは?意味とメリット・デメリットを解説
追記:サイト見比べたら進学エリアは都市に限定しないかもしれん。まあいいや詳しくは調べて()
最初から北海道に絞っていたわけではなく、実は東京:北海道=7:3くらいの割合でエントリーしていました。
高校卒業までの18年間を函館市で過ごし、4年ですっかり東京に染まったはずの道産子がなぜ故郷に帰るのか。
備忘録よろしく決め手をまとめてみました。
⚠️これから体験談を垂れ流ししていきますが、あくまで一例です。鵜呑みにしないでください。
ーーーほんへーーー
①夢が定まった
田舎者が都会で脚光を浴びる瞬間。それは確実にご当地自慢です。
「桜が咲くのはゴールデンウィーク以降」「ゴキブリとの出会いは19歳の夏」「金木犀を見たことがない」「真冬日どころか雪ひとつ降ってないくせに高そうなコートと防寒具を身に纏い上目遣いブチかます港区の女を見るとぶん殴りたくなる」などなど
吉本興業所属を疑われるほど四季折々の産地直送ふるさと納税エピソードトークを武器に(フェイクニュースを流すな)、本州出身者の驚きをかっさらっては謎の充足感に包まれていました。
そんな話をすると決まって「北海道行きた~い♡」となってくれるわけですが、いざ「北海道のどこで何をしたい?」と聞くと
「札幌で本場の醤油ラーメン食べたい!」だの(札幌は味噌、旭川は醤油、函館は塩ラーメン!)
「札幌らへんの温泉入って~函館で夜景見て~旭川の動物園も行きたい!」だの(登別を札幌にするな!!)
「なまら」だの(大泉洋しか使わんぞ!!!)
言われるたびに「新婚さんいらっしゃい!」の桂文枝師匠の如く椅子から転げ落ちそうになります。
あまりにも「北海道ブランド」が強すぎて、みんな抽象的なイメージしか持ち合わせていないことに上京して気づきました。気軽に観光できない世の中だからこそ、道産子だからこそ、北海道の魅力を道内外に届けたいと心から思いました。
やりたいことはまだあります。
自己分析(笑)してみると、生徒会・サークル・はてなブログ然り「内なる思いを言語化して反響を呼ぶ」ことに大きなやりがいを感じた学生生活でした。
今の私からは想像できませんが、小学2年生くらいまで超泣き虫で場面緘黙症もどきで同級生と話せなかった。そらいじめられるよね。未だに同世代より年上と波長が合います。
幼稚園時代は自由時間でさえ誰とも話さず、おままごとはソロ開催。樹皮を20分間めくり、玄関前のウサギと金魚に話し掛けて遊んでいたらしい。私が親だったら怖すぎて育児放棄してる。ありがとうMy sweet home.
小学校の前半もそんな調子だけど勉強はできたので、みんな次第に話し掛けてくれるようになった。コミュニケーションの取り方も学習して、6年かかって人が大好きになりました。
中学生以降どこで道を踏み外したのかオタク(黒歴史ハッピーセット付き)になってしまい順調に友達を減らしたわけですが、自己表現のツールとして連綿たる日本語の多様性に気づいた私は本能的に国語学を修めたいと思い立ち、悠久の北海道を離れ、興味を持った学内外のコミュニティに手当たり次第殴り込み、現在に至ります。
色んな人と出会ってSNSに触れて「もっと自分を表現していいんだ」と思えたのは間違いなく大学生活の糧ですね。ごめんなさいカッコつけました。
そんなバックグラウンドのもと企業を絞っていくと、
・地方と大都市をつなぐ影響力がある環境
・自らの言葉で商品の魅力を発信できる職種
という盤石な軸ができました。なので業界は絞っていません。強いて言えば生活に不可欠な有形商材を扱う企業?
ちなみに本選考の面接では2回に1回くらい「就職活動の軸」を聞かれた気がします(たぶん業界による)。
2月中旬の早期選考で意気揚々とボヤボヤの軸を語って落とされた過去があるので、年内には自分なりのポリシーを固め、webテスト対策をぼちぼち進めるのをおすすめします。
外資・金融・エネルギー・総合商社・出版・エンタメetcはもっと準備期間が短いイメージ。知らんけど。
そのとき面接官に言われた「企業にあなた自身を合わせようとしている感じがしてもったいない。あなたが企業を選ぶんですよ」って言葉が未だに刺さっています。
②東京に馴染めなかった
言ったもん負けだが素直に認めます。「住めば都」説立証ならず。敏感にして繊細なので、駅の人混みは熱気が渦巻いてて具合悪くなる。新宿・渋谷・池袋駅は感情の牢獄です。昨年愚痴ブログを書きました↓
kaderi.hatenablog.com
あと東京の夏は論外。「今年こそ死ぬんじゃないか」と思いながら毎年生きてます。
みんな知ってる?人間の汗腺って3歳までに育った気候で質・量が決まるらしい(諸説あり)。なんそれアウェイ確定演出じゃん!!亜寒帯育ちが温暖湿潤気候に順応できるわけねぇべ!!
ほんで東京は何でもあってつまんないです(数百万人を敵に回す発言)。日本は住むには狭すぎるし知るには広すぎる(クソデカ主語)。帰省するたびに「不便だけど涼しくて食べ物も空気も美味しくて自然の恵み感じて最高~www北海道しか勝たん🥺」ってなります(圧倒的地元愛)。
どうせ在宅勤務も多いなら東京にいる意味なくね?て思ってしまった。本社は本州にあるからキャリアアップ次第で大型異動も可能らしいが…そんなもんわかりません女性なので!!!
道内にも拠点が複数あるので配属先ガチャは完全なる運ゲーです!笑ってコラえて!
③心身のバランスが崩れた
就活は終活になりうる。周囲と自分を比べてしまうタイプなので、説明会・インターン・怒涛のES提出・本選考と各段階でどん底メンタルを味わいました。
手元のメモが正しければ39社受けて面接に進んだのは半分くらい?内定2社選考辞退4社サイレント1社かな?4月は一日3通お祈りメール届いた日もあって普通に人生辞めたろかと思った。一年で7kg痩せました
落ちた会社に恨みはあれど自分の選択に後悔はないです。やりたいことをやれる環境だから。どうせ新卒で入れるのは1社だけだし、どこに入社したとて不満はつきものです。
お節介ババア人格は承知の上で、23卒の方々は6月に入って得体の知れない恐怖・反骨心・猜疑心・孤独…と闘っていることと思います。
私も去年の今ごろ、マイナビとリクナビの登録を済ませて就活生になったと言い聞かせてました。慣れない自粛生活で何もかも上手くいかず、夏休みに急に焦って詰め込んだ結果潰れました。
✔️説明会を予約(どんな業界・職種に興味があるか?)
✔️夏のインターンを探す
✔️マイページをつくる
✔️エントリーシートを書いてみる
✔️就活情報誌・サイトを漁る
みたいにリスト化して(夏季の一例です)情報収集しつつ、休憩しつつでいいと思います。マジで。長期戦なので。よほどマルチタスク芸人でない限り、無理すると後々支障が出る…
キャリアセンターはかなりオススメですよ。「何から始めればいいかわからん!!!」と両手に白旗を携え、就活戦線無条件降伏寸前だった私にも配慮が行き届いたイベントが目白押しでした。Twitterで回ってくる就活垢に怯えるより500倍効率的です。
長々と一人語りにお付き合いいただきありがとうございました🙇いつも以上に文章量が多いのは卒論からの逃避です!いい加減ヤバいなぁ(他人事)