ぼーーーーーーーーん!!
地球上の皆さんこんにちは~、A Y U M I Ayumiでぃえ~~~す
♪Good Morning Baltimore~♪
ということで皆さん先週一週間は素敵なweekを過ごせたかでしょうか~
ちなあたしの週末はと言いますと...
金曜、レポート?土曜、レポート??日曜、うーん、レポート???
人人人人人人人人人
> 気が狂いそう <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
大学生のウチら卒業まで永遠のランウェイじゃん?単位は向こうからやって来ないんです。迎えに行くものなの何でか知らないけど。
てか冷静に月末になって慌てるくらいなら前からやっとけよって話なんですよね。でも無理なの。わかるの。
てことで今日は何のブログをシェアハピするかと言い👏ます👏と👏!
タイトルにもあるとおり、もうあたし論文読むの疲れました。
女将は来る日も来る日もレジュメを読んで論文を探して。onlineではaccessできない論文ばっかりで。やっとの思いでパソコンにご挨拶しても納得がいかず書いては消して。その繰り返しなんでございます。
そんな中あたしは一個のideaを思いついたんですね。
あれ?kemioさんのテンションで論文読んだら、あげみざわなんじゃね?⤴️
レポートってのはいきなり書き始めてもいいことないんです。島国育ちの文学部のギャルは先行研究ぶっかまし~して定説の有無を知っておかないと詰んじゃうんです途中で。
論文読む元気はない。kemioさんの動画はいつも元気をもらえる。
補ってんじゃ~ん!!やるしかなくね?
ちなあたしの専攻は超シンプルに言うと日本語史?細かく言うと近代国語学?みたいなテンションで、明治時代の辞書とか語彙とか表記の研究やってまーす✌️✌️
…もしかして興味ないべ?わかるの。
↑本家みたくアイキャッチ入れたら画像デカすぎてまじどないなんだが?
夏に村上春樹さんの文体でブログを書いたらかなり好評だったので、早速やっていきたいと思いまさこ~☆
kaderi.hatenablog.com↑こっちは大真面目に書いた。温度差ありすぎて雪降るよ?
あ、kemioさんの動画見たことないおったまたまたまな展開繰り広げてる方いる?もしいたら心の中でプチョヘンザして頂いて、おすすめの動画貼っとくから爆速でフォローよろみ~kemio知らなかったらあたしただのヤバいヤツになっちゃうからよろしくね。
youtu.beあとちなrealのあたしを知ってる皆さんは普段のキャラと違いすぎて冷静に引いてると思うんです。今日のブログは快速運転でkemioさんボイスに脳内変換頼むよ?
というわけで今回使うのはこちら
ぼーーーーーーーーん!ご覧くださぁい
タイトル堅くねぇ?肩に力入れすぎだよ深呼吸してこ?
あ、そもそも『言海』初耳なんだが?みたいな人いるよね多分。『言海』ってのは1889-1891(明治22-24)年にかけて発行された、大槻文彦編纂の国語辞書で~す!
国会図書館が公開してるデータ見りゃわかるんだけど、現代の辞書と掲載方式が超似てんの。ちな見出し語をいろは順じゃなくて五十音順で立項した最初の辞書としても有名で、「近代国語辞書の嚆矢」とか言われててもう何それ功績のミルフィーユですか~って感じです☆
てか一般peopleのブログで人様の論文つらつら紹介するの気が引けみだったんで、これ実は論文に見せかけて学会のパンフレットに載ってる発表要旨で~す
ciniiで検索するとわかるけど、これウン年前の上智の国文学会の資料なの。アゲじゃん?
待って大事なこと忘れてた。
日本は法治国家と言いまして、法に敷かれて生きるしか?テブラーシカ!ってstyleの国なんですね。だから論文にも著作権があって、著者がナムナムしてから70年経たないと消えないんです!長すぎんだろ縄文時代ですかって!
なので一応できる限り引用避けま~す正直うまく伝わるか不安で~す
いい加減読んでくよ~みんなで一緒に?
Go!Go!ひろみ!郷ひろみ~~
まず~、全3ページあるうち、序盤は大槻の功績や『言海』の特徴を簡潔に紹介してます。
『言海』は、(中略)完成から一二○年以上を経た現在でも、辞書ブームを巻き起こした『舟を編む』(三浦しをん著)の作中で取り上げられたり、「天声人語」で話題にされたり......と、昔も今もトレンディである。(78頁)
トレンディいただきました~!!佐野さんごめん続けて?
うんうん、あーね、『言海』が古の字引をmodernな辞書にランクアップさせたんだよ~って。わかるの。
次に『言海』発行の予算が限られてたから、泣く泣く見出しを減らした話をしてる。統計取って割と詳しく書いてるから後でメモっときま~す
それから、採録してる語種は漢語じゃなくて和語が多いって話に移るの。
それな~前に別の先行研究で読んだぉ了解~
からの、『言海』の下書き段階から世におっぴろげるまでの間に削られた語彙の数が、大槻本人の記録と統計データ食い違ってますけど~って言ってる。どういう状況?
Miles, What do you think of it?
...What? Leave me alone, bitch💔
てかみんな大丈夫そ?ダルいよねここらへん読み飛ばしていいよ。
んで、ラストスパート!みたいな段落で『言海』とヘボン『和英語林集成』の関連性もちらつかせてる。てんこ盛りじゃん?
ちなヘボンはあのヘボン式ローマ字のヘボンね。日本とconnection強くて、宣教師として聖書日本語に訳すしか?みたいなスゴい人なの。おつかれー!
そんで最後の段落でウチらの時代の辞書への影響喋っておしまい。意外とすぐ読み終わっちゃった。短い割に実りあんじゃんあげみざわ~!
いくつか先行研究紹介してたから、見ておかないとだね。
てかkemioさんのテンションだとハッピーに読めるって割とガチかもね。幸。
ねえ話が脱線事故起こしちゃうんですけど、先行研究って世の中に溢れすぎてません?
「さすがにこのテーマはウチが初めてだろ」と思ったら大体国会図書館にあるわけ。まじでどないじゃない?
ちな似たような展開明治時代からあるらしいよ。Come here come here~いぇーい
これこそ自分の大發明である、先哲未言の卓見であると、鬼の首でも取つたかのやうに、大得意になつて世間へ吹聴して居るうちに、その創見と思ひ、新説と考へて居た事が、實は更にさうでなく、自分の學問が淺いため、先の人が、遠の昔、しかも自分より遙かに充分に、説いておいた事のあるのを、知らずに、むだ骨を折つたのであると氣がついて、これはこれはと今までの勇氣も全く沮喪して、廣言の後かたづけに困る事は、世間に隨分ある例だ。
岡倉由三郎『語尾のくに就いて』(『言語學雑誌 第1巻第1号』寳永館書店 1900 32頁より引用)
岡倉由三郎は没後70年経ってるから引用長めです🖤え、超わかるくない?
ちな光の速さで現代語にtranslateすると、
「ウチが初めて発見したアゲな見解だと思って口から文化祭ブチかましてたのに実はそうじゃなかったの。勉強不足なせいで、一万年とニ千年前から人生の先輩がウチよりいい感じにshareしてたの知らなくて馬鹿萎えカンパニーなんだが。あ~なんであんなに偉そうに広めちゃったんだろ謝罪」って意味。
岡倉まじウチらの味方じゃん今度酒飲みに行くべ?
ちな岡倉って名字みんな聞き覚えない?実は!日本史の教科書で!ちらほらほらみ~してる!岡倉天心の!弟で~~す🌠
あと昔の文章の特徴としてとにかく句点?令和ぽく言えばマル?が少ないよね。特に江戸時代後期~明治時代中期はヨーロッパからたくさんの文献がこんにちは~したから、文体(漢文訓読体、欧文直訳体、言文一致体とか)や語彙や表記のvariationが一気に増えたの。それによって、インテリゲンツィアはみんな自分のstyleを探ってた名残りなんじゃね?みたいな感じ。息継ぎしてこ?
これは1.2年生に耳の穴かっぽじって聞いてほしいんだけど、論文とか先行研究は批判的に?てか懐疑的に読んだほうがいいと思ってて。
あたしはどちらかというと「この人/この本が言ってるんなら間違いないじゃん」ってスタンスだったんですね。
確かに「こういう定説、ideaがあるんだ」って知るのは大事だけど、甘んじて受け入れるだけじゃ課題は見えてこないんです。実際これ本当?って思って調べたら違った経験あるし。既出情報が絶対正しいとは限りませ~ん✌️
SNSだってそうじゃん全部の意見を鵜呑みにしたらパンクするでしょ?
あとちな文学部のギャルは先行研究より先に原典に触れてね。考えが偏っちゃうから。
てめえ急にいっちょまえに語ってっけどたかだか学部3年だろ、うっせぇうっせぇうっせぇわって思ってたら謝罪。あなたが思うより健康で~すとか言わせないから。
でもね、あたしはこのapproachのimportanceに心で気づくまで3年かかったの。遅くね?
だから今回は「ツッコミ」って体にしてるけど、みんなに知っておいてほしかったの。
ねえいきなりガチじゃんどないなんだが?
ということで今日のブログを見てくれて本当にありがとうございましたぁ
みんな頭脳の治安が悪化して、論文読むの無理みざわなときにこの方法やってみ?意外とアゲじゃん?⤴️
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コロみもレポみもぶっ潰して、ウチらで一週間がんばりましょうね?バイバ~イ😘
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○引用・参考文献
・佐野摩美『「言海」再考ー継承とイノベーションー』(『上智大学国文学会論集』「日本辞書 言海」の解剖・パネリスト発表要旨 2019)
・大槻文彦『言海』(1889-1891)
・岡倉由三郎『語尾のくに就いて』(『言語學雑誌 第1巻第1号』寳永館書店 1900)
なんか面白おかしく取り上げちゃいましたけど、お三方ともステキな文献たくさんありますので!『言海』は素晴らしい辞書だかんね?